企業とユーザーコミュニティの間にある壁を消し去っていく。Nothingは、そんな新しい「ものづくり」の先駆者です。
私たちにとってコミュニティのみなさんはチームの一員です。私たちと同様に、群れからは離れて、意味のあることを追求したいと思っている、未来を見つめた人たちだからです。
6か月。4つのステージ。そこから生まれた1台のスマートフォン。プロジェクトの期間中、究極のPhone (2a)を作るために集まったデザインは900以上。応募があった国は47。ハードウェア、壁紙、パッケージ、マーケティングというそれぞれのステージで選ばれた人たちは、Nothingのチームと直接一緒に作業をしながら、自分たちのアイデアを形にしていきました。
Nothingはなぜこのプロジェクトを行ったのか。カールが語ります
ロブがプロジェクト全体を60秒で紹介します
The Community EditionプロジェクトはPhone (2a)をもとにして進められました。生産台数はわずか1000台。これまでNothingが発表したものの中で、最も希少価値があるデバイスです。このスマートフォンは先着順で販売され、プロジェクトに参加したコミュニティメンバーは優先的に購入できます。
まずは蛍光のデザインに目を奪われるはず。緑色のリン光性発光素材で仕上げてあるので、デバイスの背面にある様々な部分が暗い場所でやわらかな光を放ちます。まわりが暗くても見つけやすかったり、自分の居場所を知らせることができたり。蛍光は美しいだけでなく、機能の面でも優れています。まるで暗闇を飛ぶホタルのようです。
スクリーンの上に現れるのは、ケーブル、パイプ、マイクロチップ、そしてパーツの世界。6つの壁紙は、コミュニティの結びつきを機械的なコネクターで表現しています。すべてが透明なシェルに包まれているので、多様性のある魅力的なコミュニティをのぞいている感覚になるでしょう。
Nothingのデザイン言語を探求して生まれたパッケージです。暗闇の中で光るデバイスを立体的に表現しました。質感とディテールの美しさに重点をおきながら、蛍光の要素をエレガントに組み込んでいます。
自分にとってのインスピレーションの源を見つけること。自分にとってなにが明らかなのかを見つけること。それがこのクリエイティブキャンペーンのメインテーマです。ホタル、そして照らされた道筋は、たとえ暗闇に覆われた場所でも輝き、際立つことができる能力を象徴しています。「community spirit」というスローガンは、「ほかの誰かと協力し合うと、自分の優れたアイデアがさらに輝く」という思いから生まれました。
赤崎健太 & アストリッド・ヴァンミュイーズ
アンドレス・マテオス
イアン・ヘンリース・シモンズ
ソーニャ・パルマ
The Community Editionプロジェクトは、Nothing社内のチームメンバーが共同作業をするのと同じように、コミュニティのメンバーとも一緒に作業ができることを証明しました。その様子がここにはっきりと記録されています。
*日本向けのThe Community Editionプロジェクトは、Phone (2a) をベースにしています。